サル(猿)の生活 サル(猿)の進化 |
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なぜ、人間になったサル(猿)と、サルのままのサルがいるのか?人類はバクテリアから誕生・・・これは置いといて。 人類はサル(猿)から誕生したわけですが、なぜ人間になれたサルがいて、人間になれなかったサルが いるのでしょう? それは、一部のサルたちの生活環境の変化から始まったことなのです。 一般的な通説として、人類はアフリカ東部のエチオピアからタンザニアにいたる大地において誕生したと 見られています。 サル(猿)はジャングルに覆われた大地で生活をしていましたが、今からおよそ300万年前から500万年前 の間に、その大地に大規模な断層が起こってしまったのです。 それによって、断層の東側では次第に乾燥化が進んで行き、ジャングルに覆われた大地が、現在のような サバンナへと変貌して行くことになりました。 豊かな森で暮らしていたサル(猿)たちの生活は大きく一変すことになってしまい、人類の祖先となった サルたちは、新しい環境に適応するべく進化を遂げて行ったのです。 サバンナは、それまで生活していたジャングルとは違って、とても見晴らしのいい、逆に言えばとても危険 の多い大地となって行きました。 敵と獲物を見つけるために、常に周囲を気にしながらの生活が始まったことで、サル(猿)たちは遠くを 見ることの必要性を感じて、より目線を高めて行くことになったのです。 そして、ついにサル(猿)たちは直立二足歩行という体型を手に入れてサバンナの大地に二本足で立つこと になり、人類の祖先となったわけです。 このサルたちが、つまり人類の祖先たちが、その後世界各地へ移住して、現在の私たちにつながっていった のです。 つまり、人類の祖先となったサル(猿)たちと、今もサルのままでいるサルたちとの違いは、地殻変動による 断層の東側で生活していたか、西側で生活していたかということになるわけです。 もしも、その大地で断層が起こっていなければ・・・。 はたして人類の誕生はあったのでしょうか? これはおまけですが、サル(猿)二足歩行ができるようになったことで、大きな脳を支えることができるよう になりました。それによって、生活の知恵が発達して行くことになったのです。 まさに、自然環境の変化と、生物の進化における神秘です。 |
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