宇宙の未来〜宇宙の終焉私たちの宇宙の未来はどうなって行くのでしょう。今、この地球に生きている人たちが宇宙の未来まで考えても仕方のないことなのでしょうが、私はどう しても気になってしまいます。 lasik55.com 身近なところから太陽系のことを先に考えてみましょう。 現在の太陽の年齢は46億年です。寿命は約100億年ですから、あと50億年は、地球は太陽の恩恵を 受け続けて行くことができます。 50億年後、太陽は巨星となって地球たちを飲み込んでしまいます。もしもその未来に、私たちの子孫が 存在していたとしたら、宇宙への脱出を図らなくてはなりません。 「宇宙脱出」・・・・・・想像もつきません。 そして、地球たちを飲み込んだ太陽は、その後は急速に小さくなって行き、地球ぐらいの大きさの白色 矮星に姿を変えることになります。これが太陽と地球の未来です。 では、宇宙の未来はどうなのでしょう?アインシュタインの一般相対性理論によりますと、宇宙の未来に関しては、「平坦な宇宙」 「開いた宇宙」 「閉じた宇宙」 の3種類によって分かれて行くことになります。 「平坦な宇宙」か「開いた宇宙」であれば、宇宙は膨張を続けて行きます。 膨張はしますが、恒星たちは自分の核燃料をすべて使い果たして行き、白色矮星、中性子星、ブラック ホールなどに姿を変えて行きます。 そして、やがては褐色矮星となって最終的には輝く恒星がゼロになってしまいます。 それに伴って、宇宙の温度は下がり続けて行き、エネルギーも失い、まるですべてが静止したかのような 宇宙になって行くと見られています。 「閉じた宇宙」であれば、宇宙はいずれ収縮を始めることになります。銀河たちはどんどん近づいて行き、 宇宙の温度と密度もどんどん上昇して行きます。 つまり、宇宙が誕生して膨張して来た時間を逆にさかのぼって行くことになるわけです。 そして、最終的には宇宙が誕生した時の「ビッグバン」の一点にもどると見られています。 これが、「平坦な宇宙」 「開いた宇宙」 「閉じた宇宙」 の未来になるのです。 いずれの宇宙であったとしても、私たちの宇宙は、いつの日か終りを迎える時が来てしますのです。 まだ、途方もつかないほど先の話ではありますけど、この壮大で神秘な宇宙が終焉を迎えることになる のを想像しますと、かなりさみしい気持ちになってしまいます。 私たちの宇宙は永遠であって欲しいものです。 偉大なる、天の川銀河系&太陽系、そして多くの天体たちが永遠であることを願って! 天体の輝き、天体の神秘、天体の不思議、天体の魅力。。。 天体については、語りつくすことができないですね。 君たちを、いつまでも、いつまでも天体望遠鏡で眺めていたいなぁ。 太陽系、天の川銀河系、アンドロメダ星雲などの素晴らしき天体たちよ。 |
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